資産運用

エクシアってどんな会社?直撃取材でわかった真実を徹底解剖!

エクシアとは

皆さんはエクシア合同会社(以下「エクシア」)をご存知でしょうか。

エクシア合同会社は、投資・運用会社としてネット上で非常に評判であり、様々なサイトで特集されています。

最近は、六本木や新宿といった繁華街に看板を掲げるようになり、またJR山手線に車内広告を出すなど、積極的な露出も増え、注目度が高まっています。

(六本木にて筆者撮影)

 

 

エクシアの評判

エクシアの評判の中でも最も注目度が高いポイントは、その圧倒的な返礼率の高さです。

一説によると、年30%超のリターンを出し続けているとも言われており、これが真実であれば、とんでもないパフォーマンスを叩き出していることになります。

また、最低100万円からスタートできるということで、比較的手が出しやすい点も人気のようです。

https://twitter.com/moneyplus3104/status/1372499764462247938

 

 

エクシア会社概要

商号 エクシア合同会社
住所 〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館20F
設立年月日 2015年4月1日
代表社員 CEO 菊池翔
累計出資者数 9,345名
累計出資金合計額 507億円
ホームページ https://exiallc.jp/

※2021年6月1日時点情報

出資者も出資金合計額も「累計」の値がHPに掲載されている点には疑問が残ります(これには解約した人も含まれていると予想されます)。

ファンドが公開する情報としては「預かり資産合計額(=現時点で運用している資金の総額)」が一般的です。

 

会社HPによるとエクシア合同会社は以下のように説明できるようです。

エクシア合同会社は、エクシア・アセット・マネジメント株式会社のホールディングスカンパニー(持ち株会社)であり、EXIA最高経営責任者CEO兼 Chief Trading Officer CTOの菊池翔と「スターンダード&プアーズ」「コメルツ」「フィッチ」等の外資系金融機関でキャリアを重ねた、元ドレスナー・クラインオート証券会社のヴァイス・プレジデントによって組成された投資会社です。

出典:公式 | EXIA LLC | エクシア合同会社

 

どうやら名だたる金融機関でキャリアを重ねた人物が関わっているようですが、その詳細は明かされていません。

代表の菊池翔氏は顔出しされていますし、インスタで積極的な発信も行なっています。

  • 菊池氏インスタ:https://www.instagram.com/exiaceo/?hl=ja

 

エクシアに投資するには、紹介を受けた上で、合同会社の社員権を購入することになります。

合同会社の「社員権」とは、株式会社における「株式」に似たものになります。
いわゆる「会社員」とは異なりますが、「社員権」を持つと、合同会社の「社員」という立場(※株式会社でいうところの「株主」)になり、株主のように経営権は持ちませんが、会社の利益を受け取る権利を得ます。

 

その圧倒的に高いパフォーマンスが注目を集めている一方で、エクシアは少し危ないのではないかとの懸念の声も聞こえてきます。

 

そこで、ここではエクシアの人に直接会って話を聞いてきたことをレポートとしてお伝えしたいと思います(たまたま知人にエクシアを紹介してくれる人がいたため出資の相談に行ってきました※)

私が直接見て・聞いてわかったことをお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

 

エクシア直撃レポート

私がエクシアの人と面談したのは、エクシアのオフィスがある「丸の内トラストタワー本館20階」にあるサーブコープというレンタルオフィスでした。

 

いくつか部屋があり、その中の1つに通され、そこで面談をしました。

ここでは担当者から受けた説明を順にご紹介したいと思います。なお、説明はタブレット端末によって行われ紙の資料やデータの共有はありませんでした。

ここからは、説明していただいた担当者の方の言葉で記していきます。

 

会社について

エクシア合同会社とは、様々な会社を買収し、子会社として運営していくある種の大きなファンドです。

 

丸の内トラストタワーではいくつかの部屋を借りており、それぞれで数人が業務にあたっています。様々な会社を買収しており、それらの会社ごとの仕事をしています。

※筆者コメント

大体10~15坪の部屋を10部屋ほど借りていそうでした。従業員(持分の社員ではなく、エクシア内部で働いている人)は20人程度の見込み。

どのような事業をしていて、具体的にどのような収益が出ているのかなどの詳しい情報は開示してもらえませんでした。

 

運用(事業)について

エクシアは、FXで運用する会社だと思われている方も多いようですが、いわゆる「投資ファンド」ではありません。

運用の会社だと思われているが、色々な事業をしており、FX投資はその一つです。他にも貸金業など様々な事業に投資しています。最近は仮想通貨などにも進出しています。

※筆者コメント

「色々」な会社・事業とは言っていましたが、具体的な名前を聞くことはできませんでした。

菊池CEOのインスタによると、2021年7月には保険業にも進出するようです。色々と事業を展開しているようですが、金融業に近しいところが多いようです。

 

 

契約について

エクシアは、いわゆる「投資ファンド」ではないため、契約時にも出資の際にも手数料は必要ありません。

エクシアに共感・応援してくださる方には、合同会社の社員権を購入していただき、出資をしていただいております。

 

出資者の方には、様々な事業に投資して得た利益を配当として毎月還元(返戻)しています。

申し込みは、オンラインで行なっていただき、契約も全てオンラインで完結します。

 

投資ファンドではなく事業会社の持分に基づいた配当のため、手数料は一切かかりません。

 

もし、解約したい場合は、その旨を伝えると翌々月に出資金の払い戻し(振込)が行われる予定です。

毎月配当を出すことはしていないので、基本的に配当は積み立てて複利で運用していただくことになります。

解約したい場合は、その都度申請していただく必要がありますが、限度額などはありません。

 

ただし、重要な注意点として、常に解約に応じられるわけではありません。

投資家の出金要望が殺到すると、手持ちの現金で対応できなくなるため、毎月、一定額で出金(=解約)を打ち切るというシステムになっています。

そのため、引き出したいタイミングが他の多くの投資家と被ると、早い者勝ちになってしまいます。

※筆者コメント

エクシアの経営が傾いてきた(パフォーマンスが悪くなってきた)タイミングなど、多くの投資家が資金を引き上げようとすることが予測されるが、その時に解約ができないのは不安が残ります。

 

また、手数料がゼロということですが、従業員の報酬や顧問弁護士・税理士・会計士など、HPで大々的にアピールしている関係各社への報酬は必ず支払われているはずです。

事業のコストとして計上するかどうかの違いなので、この説明は不適切かなと感じました。

 

【まとめ】エクシアについてわかったこと

今回のエクシア面談を踏まえてわかったポイントをまとめると以下のようになります。

エクシアについてわかったこと

  • 所在はレンタルオフィス(ただし近々移転予定)
  • 実態は投資ファンドではなく投資事業会社
  • ただし、投資事業の詳しい内容は不明
  • 出資すると、事業の収益に応じて配当がもらえる
  • 配当のため手数料は(表面的には)ゼロ
    ➡︎実際には事業コストに計上されていると予想
  • 解約は自由と言いつつ制限あり

 

実際にエクシアがどんな事業に投資をして、どんな収益を得ているのかを詳しく知ることはできませんでした。

 

多くの出資者(投資家)がネット上に数字を上げていますが、会社から公式に公開された情報はなく、契約者にも詳細な運用報告書などはないとのことでした。

毎月レポートが来ると言われていますが、

  • 当月の返礼率
  • 出資金額
  • 社員兼評価額(現時点の持分)

の数字が送られてくるだけのようです。

 

リターンやパフォーマンス、持分についても、エクシアが提示する数字のみを丸呑みするしかなく、その詳細・実態はわかりません。

 

ネット上に上げられているような高いリターンに興味は唆られますが、仮に出資をした場合、解約が自由にできない可能性も危惧されたので、今回は出資を見送ることにしました。

 

とはいえ、年30%超のリターンが本当に得られるのであれば100万円が15年で5,000万円を超えるほどの大きなチャンスです。興味のある人はいろいろと調べてみてもいいでしょう。

私の場合、ある程度の金額を運用しているのでここまで高いリターンではなく、小さなリターンでもコツコツ安定して運用することを優先します。

安定した運用には、それに適したファンドがあるので、興味のある人はこちらも参考にしてみてください。

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