資産運用

BMキャピタル運用レポート!実際に投資してわかった実情報告

BMキャピタルとは

このサイトではヘッジファンドの代表格としてBMキャピタル(BM CAPITAL)を度々紹介・解説しています。

ですが、ネットに公開されている情報があまり多くありません。

きちんと問い合わせて資料請求した人には紹介があるという話もありますが、実際に投資してみないとわからないことも色々とあるでしょう。

 

そこでBMキャピタルに実際に投資し、半年が経ったのでその結果わかったことをお伝えしていきたいと思います。

個人的にも興味があったので、ポートフォリオに組み込んでみました!

 

実際に投資してみてわかった問い合わせ〜運用までの流れや、出資している人にしかわからないプロセス、実際のパフォーマンスなど、この半年の成果を披露したいと思います。

 

BMキャピタル会社概要

分類 ヘッジファンド
会社名 ビーエムキャピタル合同会社
英名 BM CAPITAL LLC
事業目的 (1)金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引
(2)各種事業への投資
(3)有価証券の自己募集
(4)経営コンサルティング業務
(5)前各号に附帯する一切の業務

 

BMキャピタルの概要

実際に投資して分かったことをお伝えする前に、まずはBMキャピタル(BM CAPITAL)について概要をサラッと紹介しておきましょう。

 

BMキャピタル(BM CAPITAL)は日本のヘッジファンドです。

「資産を守る」という投資哲学を重視し、バリュー投資を軸にリスクを抑えて安定した運用に強みがあると言われています。

バリュー投資とは

バリュー投資とは、会社のバリュー(value, 価値)に着目し、資産価値と株価を比較して投資対象を決定する投資手法の一つです。

会社の資産価値(value)に対して、株価が低い割安な株式は、値下がりする可能性が小さく、損失リスクを低減することができると言われており、安定した運用に適しています。

バリュー投資について詳しくはこちら⬇︎
BMキャピタルがやってる「バリュー投資」ってどんな投資?特徴とメリット・デメリットを完全解説テクニカル分析とファンダメンタルズ分析 投資の方法は色々ありますが、その中には「王道」と言われる分析手法があります。 ...

 

そんなBMキャピタルですが、よくポイントに上がる投資の際の特徴(パフォーマンス、出資の条件 etc.)には以下のようなものがあります。

みんなが気になるBMキャピタルのポイント
  • 年平均10%超&過去にマイナスになったことがない安定感
  • 実際の契約と投資までの流れ
  • 投資にかかる手数料と税金
  • 最低金額1,000万円から

 

これらのポイントについて、実際に運用し続けてわかったことをレポートしていきたいと思います。

 

問い合わせ〜面談までの流れ

BMキャピタル(BM CAPITAL)について気になったので、まずは資料請求をしてみることにしました。

公式ページに以下のようにフォームがあるのでそこから問い合わせました。

参考:BMキャピタル公式

 

自動返信のメールの後、担当となる方から連絡をいただきました。

資料については共有できるものの、既存の投資家などを除いて、ファイルなどをデータで送付してもらうためには面談を介して説明を受ける必要があるとのことでした。

これは、冷やかしや怪しい組織・団体などに所属する人に情報が漏洩することを危惧してとのことです。

逆にきちんと連絡を取れば社外秘となる投資実績やトラックレコードまで含めた資料を拝見できるとのことでした。

 

資料をもらうには面談が必要とのことなので、日程を調整して面談をすることにしました。

面談の場所は、東京駅直結の『東京ステーションホテル』のロビーラウンジを指定されました。➡︎ ロビーラウンジ|東京ステーションホテル【公式】

地方の方や仕事終わりの方などにも平等に対応するために、基本は東京駅近辺での面談になるようです。

 

面談の際には、身分証明(免許証でOK)と印鑑の持参が求められました。これは、一切投資をする意思のない人からの冷やかしを避けるためとのことです。

もちろん、その場で強制的に捺印が必要になるわけではないということなのでそれぞれ持参して面談に向かいました。

面談〜契約・運用スタート

東京ステーションホテルのラウンジでBMキャピタルの担当の方とお会いして面談をしました。

はじめに担当の方から名刺をいただき、私は持参した身分証明(免許証)を見せて自己紹介をしました。

面談では、

  • 会社の成り立ち
  • 投資の手法(バリュー投資)
  • 実例紹介
  • 過去のパフォーマン、手数料
  • 契約のスキーム、出資までの流れ

等々を説明してもらいました。

基本的には全ての人に対して資料に沿って共通した内容を解説してくれるようです。

 

概ね、ネット上で書かれていることと相違はなかったですが、具体的な事例(過去の投資実績)や、パフォーマンスや手数料の具体的・詳細な数字を知れたのはよいポイントでした。

社外秘ということでここにデータは掲載できませんが、トラックレコードについては、2013年から9年間の1ヶ月ごとのデータがありました。

 

内容に対して特に疑問や問題点もなかったので、その場で契約書にサインと捺印をして出資の契約をしました(正直、行く前から始める気満々でしたが…笑)

出資金については、その場ではなく後日振込をすればOKとのことだったので、契約書の控えと当日説明してもらった資料を持って、帰宅しました。

 

その後、指定の口座に資金を振込したところで、改めて入金確認の連絡があり、BMキャピタルでの運用がスタートしました。

出資の際のポイントになる「最低金額」ですが、やはり原則1,000万円からの受け付けとなるようです。

 

また、契約内容については「合同社員持分取得契約」でした。

これは株式会社にあたる株主になるようなもので(※1)、社員(※2)となることで投資運用益を受け取る権利を得るとのことです。

※1:株主のように所有者としての権利を持つものとは少し異なります。
※2:いわゆる会社員ではなく「株式会社の株主≒合同会社の社員」です。

 

BMキャピタルで実際に運用してわかったこと

BMキャピタル(BM CAPITAL)での運用は、ヘッジファンド(ファンドマネージャ)に丸投げなので、投資したからといって何かするということはありません。ただ、運用が上手くいくことを静かに祈るのみです。

 

初めのうちは今どうなっているかが気になったりして、相場を見てみたりもしましたが、何かできることがあるわけでもないので、次第に気にならなくなりました。

 

BMキャピタルは、募集も3ヶ月ごとですが、運用報告も3ヶ月ごとにあります。

運用成果についは、個人の持分(出資金が現時点でいくらになっているか)の数字だけでなく、その期の詳細な損益(利益やコスト)についても10ページ程度のレポートで報告があります。

[BMキャピタル四半期報告書の内容]

  • 個人の持分(その時時点の預け資産額)
  • その期の損益詳細
  • ファンドマネージャによる市況解説
  • 運用ポートフォリオ

etc.

 

表面的な数字だけでなく、その詳細までレポートされるので運用に対して安心感があります。

パフォーマンスだけをメールやSMSなどで報告してくるタイプのファンドもあるようですが、あまりにカジュアルだときちんと運用の実態があるのか不安になりますよね。

 

そして肝心のパフォーマンスについてですが、この半年(2021年1月〜6月)は順調に推移しています。

初期手数料などもあるので、儲かってウハウハというわけではありませんが、このまましばらく運用を続けながら様子を見ていくつもりです。

BMキャピタルについて多くの人が気にしている以下の2点ついて、私が最終的に投資を決断したポイントを解説しておきましょう。

 

① 詐欺じゃないのか?怪しくないか?

「BMキャピタルは怪しい!」という人がいるようですが、実際にトラブルになったケースや事例などはないようです。あくまでも雰囲気で騒いでいる人がいるだけなので、気にしないことにしました。

個人的には、直接話してみての対応の丁寧さや、詳細な報告などから信頼できると判断しました。

 

② 儲かるのか?資産は増えるか?

過去の投資事例やレポートからその投資の腕は本物であり、理論や手法にも納得感があるため十分結果に期待できるものと思います。

ただし、これについてはあくまでも「投資」であり資産が減るリスクも伴うものであるため「絶対」とは言えません。

※運用についてはあくまでも自己判断・自己責任でお願いします。