資産運用

[2022]最新おすすめファンド紹介!リスクを抑えて安全にハイパフォーマンスを達成するポイント解説

なぜファンドがおすすめなのか

株、不動産、FX、積立保険、仮想通貨、、、と資産運用の方法は色々ありますが、もし資金に余裕があるのであればヘッジファンドが最もおすすめできます。

 

ヘッジファンドとは

ヘッジファンドは、投資・資産運用専門の金融機関です。

ファンドに資産を預けることで、投資のプロが運用して得る利益を出資者も同様に享受することができます。

 

ヘッジファンドで運用するメリットはいくつかありますが、特に重要なのは以下の2点です。

  • プロの運用と同じパフォーマンスが期待できる
  • プロに運用を一任できる

 

ヘッジファンドは自分の資産を預けて、プロに運用をお願いします。

投資のプロであるファンドマネージャ(ヘッジファンドの運用責任者)が運用して得られるリターンを、出資者も同様に得ることができます。

また、ファンドに運用を任せるため、投資家(出資者)は運用の知識も必要なければ、株価の分析をしたり株を売買したりといった面倒がありません。

 

ヘッジファンドに預けることでどんな人でも投資のプロと同じようなリターン(=利益)を得られるというのは大きなメリットです。

投資に明るくない初心者や仕事が忙しいビジネスパーソンにこそおすすめできます。

 

ファンド選び4つのポイント

 

ヘッジファンドがおすすめなことに変わりはありませんが、どんなファンドでも同じではありません。

数あるヘッジファンドは多種多様であり、それぞれに特徴があります。

ここではより良いファンドを選ぶためのポイントを以下の4つに絞って順に解説していきたいと思います。

  • 運用方針と投資戦略
  • パフォーマンス
  • 最低出資金額
  • 運用実態

 

運用方針と投資戦略

投資のスタイルには様々あります。

  • 短期で利益を追求するもの
  • 長期間コツコツ積み上げるもの
  • ローリスクで安全に運用するもの
  • ハイリターンを狙うギャンブル

 

どれも一長一短であり、投資に求めるものや、運用額などにも左右されるため、無条件に「〇〇が最高!」と一概に言うのは難しいですが、資産形成を目指すのであれば「ローリスクで安全に長期でコツコツ運用する」ことが最適です。

 

まずはそのファンドが「どんな運用をしているのか」を確認しましょう。

長期目線で運用するのか、短期でサクッと利益を掴みにいくのか。安全にコツコツ積み上げていくのか、ハイリスク・ハイリターンな投資をするのか。

そのファンドごとに「投資哲学」や「運用方針」などの言葉で示されているはずです。

 

また、そのファンドが実際にどんな投資をしているのかを合わせて確認する必要もあります。

株や不動産、FXといった対象だけでなく、国内or海外といった地域、ファンダメンタルズとテクニカルのような手法など、そのファンドがどんな投資をしているのかを確認するポイントは様々あります。

 

チェックするべきは「ローリスクで安全に長期でコツコツ運用する」という哲学に、投資の方法が適している(整合性、一貫性がある)かどうかです。

例えば「安全に運用する」としているのに海外不動産に投資している場合、方針と手法(言ってることと、やっていること)が合っていないので、そのファンドの運用には疑問が残ります。

 

長期でコツコツ安全に運用するのであれば、国内株式に投資し、ファンダメンタルズ分析(企業分析)などをベースに運用しているファンドが適しています。

ファンドの運用方針や投資戦略の妥当性を見極めるためにも、株や不動産、FX、国内/海外への投資に、それぞれどんな特徴があるのか把握しておくことは重要です。

代表的なものを以下に整理したので確認してみてください。

 

[投資対象・手法別]リスクと運用スパンの特徴一覧

ポイント リスク スパン
上場株式 投資の仕方によってどんなパターンにも対応 ローリスク
〜ハイリスク
短期〜長期
非上場株式 基本的には長期的 ローリスク
〜ミドルリスク
長期
不動産 家賃収入(インカムゲイン)だけでなく売買差益(キャピタルゲイン)も考慮すると短期的な取引も可 ミドルリスク
〜ハイリスク
中期〜長期
FX ハイリスク・ハイリターン。短期でドカンと稼ぐ本命 ハイリスク 短期〜中期
国内運用 投資先との組み合わせ次第だが、国内に絞った方が限定的 ローリスク
〜ハイリスク
短期〜長期
海外運用 海外に投資すると為替リスクにも注意 ハイリスク 短期〜長期

 

パフォーマンス

ファンドを選びにおいて、多くの人が最も気にするポイントは、やはり運用の「パフォーマンス」でしょう。

少しでも利回りの高いファンドに投資して、少しでも多くの利益を得たいと考えるのは間違いではありません。

 

「パフォーマンス」と言うと、「年利〇〇%!」といったわかりやすい数字についつい目がいってしまいがちですが、重要なのは目先の利益だけではありません。

もちろん「年利」は重要ですが、大切なのはそれだけではありません。

 

ヘッジファンドのパフォーマンスをチェックするときは以下の3つのポイントを確認しましょう。

  1. パフォーマンスの安定感
  2. トラックレコードの長さ
  3. 相場との比較

 

まずは、パフォーマンスの「安定感」です。

同じ「平均年7%」でも以下の3つのパターンではその内容が大きく異なります。

1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目 平均
A +7% +6% +7% +7% +8% +5% +6% +8% +7% +9% 7%
B +1% -2% +18% 0% -4% +27% +2% -1% +28% +1% 7%
C +11% -15% -12% +22% +41% -11% +20% +14% -9% +10% 7%
  • A:年5~9%で安定したパフォーマンス
  • B:マイナスになることはあまりないが、利益が出るタイミングは3~4年に一度+20~30%
  • C:+40%のリターンを出すこともあるが-15%のこともある

 

同じ「年平均7%」でも、パフォーマンスの中身は大きく異なっています。

A,B,C3つの中で、最も安定しているのは当然のことながら「パターンA」です。

 

同じ年7%でも、パターンCは非常にボラティリティ(振れ幅)が大きく、パフォーマンスに安定感がありません。非常にギャンブル的で「たまたま勝っている感」が拭えません。

昨日までは良かったけれど、明日から大暴落になっても不思議ではありません。

ちなみに平均した年利が同じ場合、ボラティリティが小さい方が長期的なリターンは大きくなります。

上記の3パターンを比較すると10年後の資産は

  • A:約1,966万円
  • B:約1,859万円
  • C:約1,726万円

となり200万円以上の開きがあります。

ボラティリティ(振れ幅)の小ささは、長期的なリターンの差にも表れるため非常に重要なポイントです。

 

端的な数字だけでなく、ボラティリティ(振れ幅:グラフのギザギザ具合)まで見るようにしましょう。

ヘッジファンドのパフォーマンスの詳細はなかなか公開されていませんが、実際に問い合わせて資料請求することで、細かいところまで情報を得ることができる場合があります。

ヘッジファンドの過去のパフォーマンス(トラックレコード)を確認できる機会があれば、細かい点まで確認できるようにしたいところです。

 

また、トラックレコードの長さ(どれくらいの期間運用しているのか)も重要なポイントです。

当然のことながら、より長い期間安定して成果を出し続けているファンドの方が評価は高くなります。

ヘッジファンドのトラックレコードは最低でも5年ほどあると安心でしょう。

後述する「相場との比較」にも関係しますが、市場が荒れている時期のデータの有無は非常に大きなポイントです。

 

そして、最後に確認したい点が「相場との比較」です。

株式市場全体(TOPIXや日経平均などの)の上げ下げと、ヘッジファンドのパフォーマンスを比較して、動きがかなり似通っている場合、そのファンドのパフォーマンスは、実力ではなくたまたま相場がよかっただけ、ということも十分に考えられます。

「リーマンショック」「コロナショック」の際にそのファンドのパフォーマンスがどのように推移していたかは特に注目ポイントです。

暴落時にこそ相場に引っ張られずにパフォーマンスを維持できるファンドこそ、実力がありきちんとリスクヘッジできている優秀なファンドと言えるでしょう。

※特に最近(2022年)の株価は、金融緩和などの影響もあって高騰しすぎているとの見方もあり、今後の暴落に備える運用は必須事項です。

 

パフォーマンスをチェックするときのポイント
  • 単純な利幅だけでなくパフォーマンスの安定感まで確認する
  • 5年以上のトラックレコードがあると信用度UP
  • 下げ相場のパフォーマンスこそ要チェック

 

最低出資金額

ヘッジファンドは、出資の際に条件が設定されている場合も多く、誰でも簡単に出資できるというものではありません。

出資の際にファンドの説明を受け内容をきちんと理解し、また審査がある場合もあります(反社会的勢力の排除やマネーロンダリングの防止などが主な目的です)。

 

審査基準はヘッジファンドによって様々ですが、共通して確認したいポイントに「最低出資金額」があります。

基準はファンドごとに様々ですが、国内のファンドでも1,000万円は基準にしたいところです。

世界的なヘッジファンドの中には「最低金額が1億円」といったものも珍しくありません。本来ヘッジファンドは超富裕層や資産家を対象とした、クローズドな投資サービスなのです。

近年日本に増えてきている中小型ファンドは、その裾野を広げてハードルを下げてくれてはいますが、それでもある程度の資産は必要になります。

 

運用実態

ヘッジファンド選びの最後のポイントは、そのファンドの「運用実態」です。

そのファンドが実際にどんな運用をしているのかを、ファンドの情報から客観的に確認してみましょう。

残念なことに、ヘッジファンドを語り資金を集め逃亡する詐欺ファンドが世の中にあることは否定できません。

資金を集めはするものの、実際には運用せずに持ち逃げするいわゆる「ポンジ・スキーム」を見破るためにも、ヘッジファンドの実態チェックは欠かせません。

 

ヘッジファンドの場合、資金も多く大量に株を購入することになるため、投資先の会社の大株主として名前が挙がっていることも珍しくありません。

情報管理の点から、現行の投資先は教えてくれないかもしれませんが、過去の投資事例などからそれが本当に実践されていたのかどうかを確認することはできます。

 

またEDINETなどで開示されている公的文書にそのファンドの名前があるかを確認することでもそのファンドの運用実態を確認することができます。

EDINETとは

EDINETとは、金融庁が管轄する「金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム」のことで、有価証券報告書、有価証券届出書、大量保有報告書等の開示書類をネット上で誰でも簡単に検索・確認できるシステムです。

参考:EDINETについて:金融庁

 

実際にどんな会社に投資しているかを確認することで、そのファンドが掲げている投資戦略や手法がきちんと実践されているかをチェックすることができます。

 

おすすめファンド紹介

ここまで確認した4つのチェックポイントを踏まえつつ資産運用に適しているおすすめのヘッジファンドを紹介します。

ここで紹介するのは、数々のランキングでも上位にいるBMキャピタル(BM CAPITAL)です。

 

リスクを抑えて運用するヘッジファンド – BMキャピタル –

ファンド概要

名称 ビーエムキャピタル合同会社
英名 BM CAPITAL LLC
所在地 〒106-0032 東京都港区六本木7-18-1
事業目的 (1)金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引
(2)各種事業への投資
(3)有価証券の自己募集
(4)経営コンサルティング業務
(5)前各号に附帯する一切の業務

参考:BMキャピタルHPより

 

BMキャピタル(BM CAPITAL)「資産を守る」という投資哲学の元、会社の資産価値に対して割安な株式に投資する「バリュー投資」によって長期・安定運用を目指す日本のヘッジファンドです。

バリュー投資とは

バリュー投資とは、決算資料などから会社の資産価値を算出し、十分に割安な株式に投資することで、値崩れによる損失リスクを回避する投資手法の1つです。

ファンダメンタルズ分析の中でも代表的な手法であり、投資の神様と言われるウォーレ・E・バフェット(Warren Edward Buffett、世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、同社の会長兼CEO)もこの手法をメインに投資をしています。

相場に左右されにくいという特徴もあり、長期にわたって安定した運用に適しています。

 

パフォーマンスについて詳細は公開されていませんが「マイナスになった年が0回」という実績を誇っており、ボラティリティ(振れ幅)が小さく、安定したパフォーマンスが期待できます。

BMキャピタルは、自社募集(通称「私募」)のファンドであり、細かい情報までは公開されていません。

ですが、出資者には資料を開示するはずです。まずは資料請求をして、詳細情報を手に入れましょう。

 

 

最低出資金額は「1,000万円」に設定されており、こちらは一般的なハードルでしょう。

投資実態についても、複数の会社の決算報告書で大株主として名前が確認できます。実際に運用しているという事実も確認でき、詐欺ではないと判断して問題ないでしょう。

BMキャピタルの投資実態の調査については、以下の記事に詳しくまとめています。興味のある人はぜひ合わせてご一読ください。

関連記事:『BMキャピタルは本当に運用しているのか?ヘッジファンドの実態を検証する

 

[おまけ] ヘッジファンドに手が届かない人へのおすすめ

BMキャピタル(BM CAPITAL)のようなヘッジファンドは魅力的ですが、やはり「1,000万円」という最低出資金額の高さなどハードルがあることも確かです。

もう少し手軽に「ファンド」で運用してみたい人には「ひふみ投信」のような投資信託もおすすめです。

 

ひふみ投信概要

会社名 レオス・キャピタルワークス株式会社
英名 Rheos Capital Works Inc.
所在地 〒100-6227 東京都千代田区丸の内1-11-1
パシフィックセンチュリープレイス(PCP)丸の内27F
事業目的 (1)投資運用業
(2)投資助言・代理業
(3)第二種金融商品取引業
取扱商品 ひふみ投信/ひふみプラス/ひふみ年金/ひふみワールド/ひふみワールド+

参考:会社概要 | 企業情報 | レオス・キャピタルワークス株式会社より

 

ひふみ投信はレオス・キャピタルワークス社が運用・販売している投資信託です。

「成長企業に投資する」というコンセプトで、様々な評価基準をミックスして投資・運用しています。また、「1,000円」から誰でも気軽に投資をスタートでき、また口座開設などもネットなどから比較的簡単にすることができます。

投資先や過去のパフォーマンスなどの詳しい情報も会社HPに細かく掲載されているので、内容がきちんと把握できるという点でも安心です。

 

直近(2021年3月末時点)までのパフォーマンスは以下のようになっており、TOPIXを大きく上回っているものの、相場が下がっているタイミングでは同様に下落しているため、相場との連動性には注意が必要です。

出典:ひふみのあゆみ 2021年3月度月次報告書

 

BMキャピタルのようなヘッジファンドには手が届かないという人は、ひふみ投信のようにヘッジファンドと投資信託をミックスしたような金融商品も検討してみてください。

 

ファンドで運用をするための方法・プロセス

資産運用に適したヘッジファンドを選ぶ・見極める際には以下の4つのポイントがありました。

ヘッジファンド選びのポイントまとめ
  • 長期・安定投資を掲げており、それに適した運用をしている
  • パフォーマンスは、利回りの数字だけでなくボラティリティ(振れ幅)の小さいものが優秀
  • 最低出資金額がクリアできる(目安は1,000万円)
  • 運用実態が確認できると安心

 

これらのポイントを押さえているファンドとしてBMキャピタル(BM CAPITAL)を紹介しましたが、BMキャピタルのトラックレコードの詳細は公開されていません。

ヘッジファンドは、自社の機密情報に対して敏感で、不用意に情報を公開しないのです。

 

そのため、ヘッジファンドに興味がある・詳しく知りたい場合には、そのファンドに直接問い合わせて資料を請求したり、面談を通じて詳しい話を直接聞いて確認する必要があります。

最終的に出資する際にも、直接ファンドとコミュニケーションを取る必要があるので、まずは行動を起こし、興味のあるファンドに問い合わせてみることからスタートしなければいけません。

あれこれ悩んでいても、動き出さなければ何もはじまりません。

ヘッジファンドでの運用をスタートしたいのであれば、まずは問い合わせをしてみてください。